石本印刷には、昔から
裏の敷地に大きな楡の木が立っています。
夏になると、エメラルドとルビーをちりばめたような
虹色の玉虫がそこらじゅうを飛び交います。
新芽の春には、キラキラまばゆい木漏れ日に感動したり
落ち葉の秋には「ああ、また今年も掃除が大変だ」と
愚痴をこぼしながらも、季節の移り変わって行く様子に心動かされたり。
この木と過ごす四季折々。
仕事の合間、ふと楡に目をやると
なんだか少しやさしい気持ちになれるのです。
これからも、私たちの会社の「守り神」として
大切にしながら、成長を見守りたいと思います。
楡の豆知識
楡 (ニレ)
別称:アカダモ、チキサニ、タモ、タマなど。
ニレ科ニレ属の落葉樹と半落葉樹の高木の総称。
アキニレ・オヒョウなどがあるが、ふつうハルニレをさす。
ニレ科にはケヤキ・ムクノキ・エノキなども含まれる。
北半球の広範囲(シベリア〜インドネシアまで)で見られる。
大気汚染に強いため、街路樹や公園、学校の校庭などに用いられることが多い。
樹液がネバネバしていて「ぬれの木」といわれたことが
後に転訛して”ニレの木”になったという説もある。
玉虫の豆知識
玉虫 (タマムシ)
主にヤマトタマムシのこと。
本州以南から台湾に分布する、紡錘形をした体長30〜40mm程度の昆虫。
宝石(玉)のように美しい虫なので、『玉虫』と名づけられた。
アクセサリーとして宝石商が扱う国もあるという。
地色は緑だが、角度によっては黄色や青にも見える
CDなどと同様の構造色をした鮮やかな羽色は、天敵である鳥の目をくらませる。
「玉虫の光残して飛びにけり」 虚子
この句にあるように『玉虫』は夏の季語で
法隆寺の玉虫厨子に使われたり、室町時代の童話「御伽草子」に登場したり
身近な昆虫だったが、都会では見られることが少なくなってきた。






